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自分から攻める。 

なにか、意味のあるものを生み出す。

そのためには「攻める」。

座って待っていてはダメ。

これって、自分によくいいきかせるマントラだ。

不安になったり、苦しくなると、
机の上に本をひらき、
インプットをして心を安心させようとする。

それって、少なからず、みんなもそうなのかな?

自分が何を、どうのように、するか?
それは、本当に価値があるのか?

自分の心の声に耳をかたむけないでいると、
社会やコミュニティーが提示する価値観、
親や友人の価値観をうたがいもせずに
受けて入れてしまう。

これが、なんだか、たまらなく嫌で、
怒りにちかい感情が湧き上がってくる。

ぼくの好きな映画、
「はじまりの歌 Begin Again」。

2014年、全米でわずか5館での上映が、
口コミで人気を博し
1,300館にまで広がったという音楽映画だ。

舞台は、ニューヨーク。

恋愛、家族、仕事、夢‥‥
様々な問題に悩みながら生きている。

音楽を通じて運命を切り開き、
新たな一歩を踏み出すきっかけを描写している。

イギリスからニューヨークへとやって来た
シンガーソングライターのグレタが主人公。

恋人デイブに裏切られ失意のまま
ライブハウスで歌っていたところを、
落ち目の音楽プロデューサーダンに見出される。

まったく金のないダンに誘われて
アルバムを制作することになったグレタ。

クリエイティビティを発揮して、
ニューヨークの街角で次々と
ゲリラレコーディングを敢行していく…

レーベルの社長から、
「いくつかリミックスと
PRをすれば売れるだろう。でも、
それを望むか望まないかは君次第だ」

と高圧的なプレッシャーをかけられる。

主人公のグレタは、チームでCDを制作したから
制作費はかかっていないし、リミックスもしないし、
販売はネットだけ、さらにPRも口コミだけにするから、
ロイヤリティーもイーブンだ!

と一歩も譲らない。

レーベルの社長もしどろもどろ。

主人公のグレタのセリフ
「欲がないほうが勝つのよね」。

会社やコミニティの同調圧力に影響されず、
心の声にしたがい、じぶんらしさを貫く、
クリエイティブの力。

自作自演し、金もほとんど使わなくて、
アイディアを駆使して、この世に、
ふたつとない、思いもよらない
素敵な作品をつくり
いちやく成功をおさめた。

マーケティングではいい曲(コンテンツ)は生まれない。

アーティストとオーディエンスが直接繋がる
シンプルでダイレクトなネットマーケット。

いかにも今っぽく等身大で共感する。

他人の意思決定に左右される必要があるのか?

この原則は、僕の中に生きている。

コミュニティー集団圧力に屈し、
心の声をとざして、孤立し、
嘘くさい自分を演じて、
おめおめと逃げ出そうする。

そんなときこの映画を思い出す。

僕たちは、人生の多くの時間を
ほんとの自分でない誰かと過ごす。

そこには、
「他の誰かになれ」
「うえのレベルの人たちはこうだ」
「他のみんなと同じように振る舞え」

というプレッシャーで、
ぼくとあなたをコントロールしようとする。

そして人は、
従順な会社員、受講生であろうとする。

自分らしくあるという能力を失い、
どんどん本当の自分をわすれてしまう。

クリエイティブに生きる。
とは、自分らしく生きることだ。

そのためには、
自分らしくあっても構わないのだと
自分に対して許してあげる必要がある。

それは、とても勇気のいることだ。

でも、それをしないと、僕は前に進めない。

強みも、弱みも受け入れて初めて、
自分にしかないユニークさが開花する。

それが僕のおもう”クリエイティブ”だ。

クリエイティブを発揮しているときは、
誰でも運勢にも人々にも応援されるし、
どんどん生き生きしてくるものだ。

絶対に大事なことをしていると信じて、
持てる時間、リソースのすべてを
注ぎ込むことができるものだ。

自分から攻める。

大切にしたい言葉だ。

@東京有明の秘密基地から 菅畠 斉伸