私はインドネシアのバリ島に拠点を持っています。
そこには一昔前の日本が残っています。
そこには、のんびりとした暮らしぶりがあります。
「万物に神が宿る」と言ったヒンドゥーの考え方に基づき、
自然に即して、与え与え合う生き方が守られているのです。
そのおかげで、あれこれと「他と比べる」必要がありません。
日々、農作業に励み、淡々とした日常の中を生きている。
確実に育っていく作物に思いを馳せながら、
明日という一日が確かに来ることを信じて生きています。
そこには、たくさんの夢はなくとも、
大きな夢はなくとも、
とても【深遠なる真理】を感じます。
今の時代は、
数多(あまた)の虚像が追いかけてくるような気がします。
どんなことでもできる。
大きな夢を抱くことが素晴らしい。
そして、
目の前に差し出された沢山の夢を前にして佇む人達…
たった一つの夢を選ぶことで、
他の夢が逃げてしまうような恐れを感じてしまう…
溢れ出る虚像の多さにたじろぎ、
やがて自分の人生の道のりすらわからなくなってしまう…
まさに虚勢と目移りの時代だと、
2015年に運命デザイニングコーチ として起業して、
5年間8000時間1000人以上のコンサルの実践と、
26年の運命学研究を通して、
しみじみと感じています。
人と比べるということが、
自分で自分に心の棘(とげ)を刺しているという事に、
気づくと一気に運勢稼働が始まります。
自然法則は正直です。
稼げていないのは、
自分のクライアントとも、
真の課題に向き合う必要があるというサインです。
結果は自然が教えてくれるメッセージです。
素直な気持ちを失い、
「人と自分を比べるのは仕方が無い」と開き直っている内は、
精神的自由、空間的自由、経済的自由はついてきませんでした。
【結果】は自然が教えてくれるフィードバックです。
感情に飲みこまれずに真摯に受け止めて、
今の現世で活かしましょう。